3回目を迎えた静岡の名城解説。
今回は、家康と勝頼が奪い合いを繰り返した遠州・高天神城の解説です!
今川義元が桶狭間で討ち死にすると、大井川を境に西を徳川家康、東を武田信玄が攻め取ることで密約があったと言われます。
ところが、駿河を治めることに成功した信玄は、大井川を越えて遠江へと侵攻、三方原で家康に勝利しました。
信玄の後継となった勝頼は、諏訪原城を築き、東遠江の要衝・高天神城に攻め寄せ、遂に落城させ、武田の城とし大改修を施しました。
ところが長篠の合戦で勝頼が大敗すると、家康が反転攻勢をしかけます。
諏訪原城を落としさらに高天神城を取り囲むように砦群を築き、孤立させることに成功しました。
この高天神城をめぐる両者の争い、歴史的背景そして静岡県内のお城でみられる武田・徳川双方による築城・改修の手法など
を解説をしていただきます!
講師は日本城郭協会理事で特に城郭構造や戦の戦術などわかりやすい解説で人気の加藤理文先生です!
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